大阪府立国際会議場(通称:グランキューブ大阪)の新しい掲示板にESCLIPが採用されました!

大阪国際会議場の新しい掲示板にESCLIPが採用されました!

「ESCLIPって何?」という方はこちら

大阪国際会議場様がESCLIPを導入されたのは表通りに面した掲示コーナーと館内掲示板の計 23 ヶ所。
同館の 2 ヶ月毎のイベントカレンダーやお客様から預かったポスターが随時掲示されます。

大阪府立国際会議場(通称:グランキューブ大阪)とは?


学術会議、展示会、コンサートなど大規模なイベントが行われる日本でも有数の国際会議場。
館内には最大 2745 名を収容可能なメインホールを始め、大小さまざまな会議室が備えられ
年間約 100 万人の来館者が訪れる。

ESCLIP採用独占インタビュー

そんな大阪国際会議場様の顔となる大切な掲示板へESCLIPを導入いただいた経緯やその評価について、以下のお二方にお話を伺いました。

奥野 元 様
株式会社大阪国際会議場 営業部 企画室長兼誘致二課長
経営企画や営業企画などの企画関係に携わる一方で販売促進も担当。
誘致事業では主に大型の催事を担当。

古金 信一 様
株式会社大阪国際会議場 営業部 施設管理課
館内の設備備品の維持管理や舞台の音響、映像をメインに担当。
今回は会社を良くするプロジェクトの中で掲示板の刷新を一手に引き受け手がける。

【Q1: ESCLIPを導入したきっかけは何でしたか?】

奥野様
「“会社を良くするプロジェクト”の中で一階の動線を改善したいとなり、その際に掲示板の見直しもすることになりました。
そこで既存の掲示板ではなく最新の、静電気の力でくっつくと言われるエスクリップボードを全国の国際会議場に先駆けて採用することになりました。」
古金様
「今まで私も掲示板と言えばピン止めやマグネットタイプのものしか存じませんでした。
そんな状況でも少しでもデザイン性の高いものに変えようとかなり色々探していたのですが、行き詰まり始めていたころに奥野から“出たばかりのいいもんがあるよ”と静電気の力でくっつく掲示板の情報を教えてもらったんです。
展示会でクリエイティブテクノロジーの展示ブースが奥野の目に留まり、エスクリップを当館で使えるのではないかとアイデアをあたためてくれていたようです。」
一階館外道路側のESCLIP

【Q2: ESCLIPの良いところはどんなところですか?】

奥野様
掲示物が完全にピタッと吸い付く点ですね。圧倒的に見栄えがいい。
これまでのピン止めタイプの掲示板は、時間が経つと紙が伸縮しポスターが浮いてしまっていました。でも、エスクリップではポスターが面にぴったり張り付いている。
見栄えが良く、そもそも“貼っている”という感じがしないです。学術会議やコンサート、イベントなどの主催者であるお客様自身がご覧になるものを、きれいなかたちで取り扱えるところです。」
古金様
「コレもアレもと色々貼りたくなる。こんなに楽しくてワクワクする商品があったのか!と感動しました。
紙だけでなくラミネートした少々重いものでも貼って維持できる点もすごいです。」
一階館内A側

【Q3:安全性の面ではどうですか?】

奥野様
「今までは落ちたピンを踏んで来館者がけがをされてしまう可能性がありました。
年間 100 万人の来館者全てが底の厚い靴を履いて来られるわけではありませんし、小さなお子様にも安全面での配慮が必須でございました。
その点エスクリップは心配がありません。また金属製のピンの錆びやプラスチック製のピンの色落ちなど、ピン自体の劣化も気になりません。」

【Q4:デザインについてはどうですか?】

奥野様
「以前の掲示板はグレーの落ち着いた色調でしたが、今回はコンセプトカラーのブルーになり、統一感が出ました。
建物自体がグレー基調なので、色がきれいでインパクトがあります。お客様にも目を留めていただけるんじゃないかな。」
古金様
エスクリップは自由にデザイン印刷可能と聞いて驚きました。好きな絵柄をプリントできるということですよね。
今回は会社のイメージカラーのブルーにしましたが、薄い方眼模様を取り入れたのがいいですね。この線を頼りにポスターを真っ直ぐ水平に貼れますし、たとえ少しずれても静電気でくっついているだけなので何度でも位置修正できます。それもポスターを傷めることなくね。」
施工前の様子(3階館内E側)
施工後の様子(3階館内E側)展示場のコンセプトカラーであるブルーに変更

【Q5:こんなところにも使えそうというところは?】

奥野様
「当初は、イベント展で目に留まったブースでエスクリップのことを知った時に、貸出用の掲示板に使えると思ったんです。
210 ㎝くらいの高さの衝立状のボードにエスクリップを張り付ければ、現在の物よりもっと高い位置でお客様に掲示物を見てもらえるのではないかと思っています。
学術会議ではポスターや資料を何百枚も貼るケースがありますが、今までは何百ものピンやマグネットを準備する必要があったり、両面テープを使う場合は粘着力が強くて使用後に資料を丸めて持ち帰ることが出来なかったりしました。
落ちた画鋲を踏んづける怪我や事故のリスクもありました。また、大切な論文の資料なのでピンで穴をあけたり両面テープを使って破れたりすることも避けたいのですが、静電気で吸着するエスクリップならそれらの心配もありません。」

【Q6:さらに活用できそうな所はありますか?】

奥野様
「エスクリップがすごいなと思ったのは壁一面、畳何枚分の大きさでもつくれるという点です。しかもローコスト。
今回は掲示コーナーだけの導入になりましたが、私は個人的にはこれから壁一面に導入してもよいと思っています。
壁一面をエスクリップにすれば、いろいろなものを自由に貼れる。もっと大きく展開できると思います。最先端の技術をお持ちの会社ならではという点も心強いです。
お客様は理学系の方も多いのですが、掲示板ひとつをとっても、一流のお客様が目を留めてくださるものを吟味して当館では扱いたいと思っています。
テクニカルな特徴は話題になりますし、訊かれた時には胸を張って堂々と答えられるところが嬉しいですね。」
出来上がったばかりの ESCLIP ボード掲示板を背景に 左側:渡邊喜裕氏 右側:古金信一様

【大阪国際会議場様のブログ】
「ぐらQちゃんねる」にて古金様よりESCLIPをご紹介いただきました!有難うございます。


↑是非こちらもご覧ください!

【お礼の言葉】
奥野様、古金様、この度はお忙しいところインタビューにご協力いただきましてありがとうございました。
そして導入に際しましてご尽力を賜りました藤井様、住田様はじめ館内の関係者の皆様、有難うございました、
【 静電気の力でくっつく進化形掲示板】を全国に先駆けて大阪のど真ん中より発信できましたこと、
大阪出身の弊社社長辰己はじめ社員一同誇らしく心より厚く御礼を申し上げます。
西日本の活性化がこちら大阪より更に進みより良い情報が発信され益々のご発展のあることを切に願い祈っております。
◆エスクリップボードは
【大きさ,色,デザインなどお客様のニーズにお応えする別注タイプ】・【両面くっつくボード】・【ホワイトボードの上に書いて貼れるボード】・【既存パーテーションや壁に直接貼って使用できるもの】
など、様々ご用意が整っております。
今後もグランキューブ様や皆様のニーズに応えていけますよう、未来を見据えた製品作りをしてゆきますので、
今後共、倍旧のご愛顧を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

(株)クリエイティブテクノロジー・(株)クリエイティブトレーディング

施工担当者へのインタビュー

今回の施工は、渡邊喜裕(川崎R&Dセンター、研究開発部 課長)が行いました。
渡邊部長にもインタビュー協力して頂きました。
【Q1:担当していかがでしたか?】

渡邊
大阪府立国際会議場様には既に(株)クリエイティブトレーディングより導入について説明がされていましたので、大変興味を持って前向きにご対応くださり、スムーズに進みました。現在(2017 年 12月末)は設置が完了した段階ですので、これから継続的にご使用いただくことで段々と使い勝手の良さや便利な点の数々が館内に浸透していってもらえたら有難いです。

【Q2:導入にあたり、特に力を入れた点はありますか?】

渡邊
エスクリップを屋外掲示板に使用するにあたり、耐候性※(たいこうせい)について懸念されていました。そこで量産品における試験データや今回使用を決めた材料構成における加熱試験とその結果、そして設置箇所の温度測定結果などを合わせてご覧いただきました。当社は製品開発にあたり様々な試験を行っており、それに合格したものを製品化していることをご説明してご納得頂けた点です。
※耐候性:建築材料を屋外で使用する際の耐久性。太陽光、風雨、温度変化などに対し変質や劣化を起こしにくい性質

【Q3:施工が終わってどのように感じましたか?】

渡邊
個人的には非常に達成感がありました。掲示コーナーの雰囲気もぐんと華やかになりました。施工中には、同館の警備職員の方や、イベント主催者の方々が「何~?どうやってくっついたの?これ静電気~?すごいな~!」等と見たことのない進化形掲示板に驚かれるなど反響がありました。真冬の休館日の作業でしたが、走って箒とちりとりをお貸しくださる警備員さんもいらっしゃって従業員皆さんの温かさも嬉しかったです。

【Q4:今後、エスクリップについてどのように業務に取り組んでいきたいですか?】

渡邊
大切な何かを飾りたいとか掲示したいという時に、従来の画鋲やマグネットタイプの掲示板ではなく、静電気によって吸着するエスクリップがまず初めに人々の選択肢に浮かぶようになればいいなと考えています。そのために広く知っていただくことが大変重要だと思っています。

(2018年より ESCLIP ボードは事業部となり、渡邊さんは事業部長に昇格しました)


取材・執筆:荒木さと子
編集:株式会社クリエイティブトレーディング

戸上登記子 福池理快

監修: 戸上登記子
(この記事に関するお問合せはtokiko@createch.co.jp https://createch-gt.comまで)